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287段の急階段を上る覚悟はあるか?身延山久遠寺で体験する“悟りへの道”と驚きの絶景
2024/10/10

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山梨県の静かな町、身延町に位置する日蓮宗の総本山・身延山久遠寺は、まさに「悟りへの道」を象徴する場所です。ここで待ち受ける287段の急階段を上る覚悟はありますか?今回は、この険しい階段を登りながら、心に残る悟りの旅を紹介します。

総門をくぐると広がる別世界

まずは、久遠寺の入り口である総門から旅が始まります。この門には「会員皆成仏」と書かれ、誰でも仏となることができるという意味が込められています。総門をくぐると、日常から離れた静寂の世界が広がり、心が自然と落ち着いていくのを感じます。

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久遠寺の境内は広大で、下から中腹、そして山頂にかけて見どころが点在しています。境内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、圧倒的なスケールを誇る三門。高さ21メートルを超えるこの三門は、日本三大門の一つともいわれており、巨大さに圧倒されることでしょう。

悟りへの道—287段の急階段

三門を過ぎると、いよいよ挑戦が始まります。「悟りへの道」とも言われる287段の急階段が目前に迫ります。この階段は、江戸時代に佐渡島出身の僧侶・日澄が建立を計画し、多くの信者とともに完成させたもので、高さ104メートルにも及びます。

階段の一段一段が30センチ以上あり、足を高く上げなければなりません。

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この体力を試されるような階段を登ることで、心と体の鍛錬が自然と行われ、まさに「悟り」への道を体感できます。

しかし、この試練を乗り越えた先に待っているのは、ただの疲れだけではありません。そこには、久遠寺の本堂や五重塔が姿を現し、疲れも忘れるほどの荘厳な景色が広がります。

本堂と五重塔の荘厳さ

階段を登り切った後、まず目に飛び込んでくるのが巨大な本堂です。現在の本堂は、昭和60年に再建されたもので、間口32メートル、奥行き50メートルという圧倒的な規模を誇ります。

一度に2500人もの信者が収容できるこの本堂は、日蓮宗の精神を体現する重要な場所です。

また、本堂の隣には五重塔がそびえ立ち、その高さは39メートル。江戸時代の初めに建立されたこの塔は、度重なる火災で焼失し、現在の塔は三代目となります。雨上がりの澄んだ空気の中に佇む五重塔の姿は、まさに心が洗われる瞬間を感じさせます。

霊山の自然と仏教的な象徴

久遠寺の敷地内には、日蓮聖人ゆかりの霊場が点在しており、特に「御廟所」と呼ばれる場所は、日蓮聖人が九年間にわたり修行を行った場所です。この場所に立つと、日蓮聖人が感じた自然と向き合うことでの悟り、そして弟子たちを導いた精神が肌で感じられるようです。

この久遠寺の周辺には、しだれ桜や樹齢400年を超える桜の木があり、春には桜が満開となり、訪れる者の心を癒してくれます。春風に舞う花びらは、日常の煩悩から解き放たれるような気分を味わわせてくれるでしょう。

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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=SS_0epjk2UU,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]

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