西城秀樹さんといえば、圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで多くのファンを魅了した伝説の歌手として知られています。しかし、その背後には彼を支え続けた妻・木本美紀さんの献身的なサポートがありました。
木本美紀さんは、1972年に大阪府で生まれ、近畿大学の土木工学科を卒業後、建設コンサルタント会社に就職しました。当時、下水道の設計に携わっていた彼女は、忙しい日々を送っており、テレビをほとんど見ない生活をしていたため、芸能界にはほとんど関心がありませんでした。
そんな彼女が西城秀樹さんと出会ったのは1999年のこと。詩人を交えた食事会で、二人は初めて顔を合わせました。
当初は結婚を意識していなかった木本さんでしたが、次第に西城さんの人柄に惹かれていき、2年の交際期間を経て、2001年に結婚。西城秀樹さんが46歳、木本美紀さんが28歳のときのことでした。
結婚式は伊豆下田の白浜神社で行われ、木本さんは美しいウェディングドレス姿を披露しました。この結婚は、芸能界でも大きな話題となり、多くのファンから祝福されました。
結婚後、西城秀樹さんの人生は順風満帆ではありませんでした。2001年の結婚直後、西城さんは脳梗塞を発症。以降、彼は生涯で計8回もの脳梗塞を経験しました。しかし、そのたびに木本美紀さんは献身的に夫を支え続けました。
西城さんが最初に脳梗塞を発症したとき、木本さんは妊娠中であり、その不安と驚きは計り知れないものでした。それでも、彼女は夫の治療に全力を尽くし、家庭と仕事を両立させながら、家族の絆を深めていきました。
西城秀樹さんは2018年4月25日に自宅で倒れ、そのまま意識が戻ることはありませんでした。そして、5月16日に永眠。享年63歳でした。この出来事は、多くのファンに衝撃を与え、悲しみを呼び起こしました。
西城秀樹さんの死後、木本美紀さんは彼との18年間を振り返った書籍を出版しました。その中で彼女は、西城秀樹さんが晩年に経験した苦しい闘病生活や、夫婦の間に流れる深い絆について赤裸々に語っています。
さらに、2018年12月に放送されたテレビ番組「徹子の部屋」に出演した際、木本さんは西城秀樹さんの最後の日々について語りました。長男と長女が外出していた日、彼女と次男、そして西城秀樹さんの3人でお茶を飲んでいたときに彼が倒れ、そのまま意識を失ったことを告白。
彼女は、その瞬間の記憶が未だに断片的であると語り、多くの視聴者に感動と共感を呼びました。
西城秀樹さんと木本美紀さんには3人の子供がいます。特に長男・木本慎之助さんは、将来の芸能界入りが期待されています。彼は高校時代にミスターコンテストで話題になり、イケメンとして注目を浴びました。彼のデビューが間近に迫っているという噂もあり、多くの人々がその動向に注目しています。
木本美紀さん自身は、現在メディアへの露出を控え、子供たちのサポートに徹していると伝えられています。彼女の存在が、西城秀樹さんの人生においてどれだけ大きな支えとなっていたかを改めて感じさせられます。
西城秀樹さんは、若い頃から整ったルックスと圧倒的な歌唱力で多くの女性ファンを魅了してきました。しかし、その陰には、献身的に支え続けた妻・木本美紀さんの存在がありました。彼女のサポートなくして、西城秀樹さんの成功と晩年の闘病生活を乗り越えることは難しかったでしょう。
引用元:https://www.tiktok.com/@knock33cm/video/7321684789306674465?_r=1&_t=8onuETl5QjS,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]