10月7日、ロサンゼルスで行われた地区シリーズ第2戦。大谷翔平選手とパドレスのダルビッシュ有投手という日本人同士の対決に、スタジアムは異様な盛り上がりを見せていました。しかし、この試合で起こったある事件が、予想を超える話題となりました。
試合開始前、ドジャース球団の公式SNSが大谷選手の球場入りの様子を公開。リラックスした様子で会場に現れた大谷は、試合に向けて準備万端でした。一方、対するダルビッシュも自信に満ちた表情でウォームアップを行い、試合への期待は高まりました。
試合が始まると、観客は異様なエネルギーを放ち、特に第1打席に立った大谷選手には、スタンドから「MVPコール」
そんな中、事件は7回裏に起こりました。パドレスのプロファー選手がレフトスタンド近くの打球をキャッチした際、ドジャースファンの一部が激しく反応。突然、観客席からペットボトルやゴミがグラウンドに投げ入れられたのです。プロファー選手は挑発的な態度を見せ、一部のドジャースファンがさらに激昂するという、一触即発の状況に。球場アナウンスが「物を投げ入れないでください」と繰り返し呼びかけるも、怒りの収まらないファンは再び投げ入れるなど、試合は一時中断を余儀なくされました。
ドジャースベンチに座っていた大谷選手も、この異様な光景に驚きを隠せませんでした。同僚によれば、大谷は「なぜこんなことが起こるのか」と困惑した様子だったとのこと。普段、常に穏やかな姿勢を見せる大谷選手が、この日ばかりは不快な表情を浮かべていたといいます。
試合後、大谷の同僚であるラックス選手が、当時のベンチ内の様子を地元メディアに語りました。
「翔平は目の前で起こった出来事にかなり困惑していた。彼はただただ純粋に野球を楽しみたいだけの選手で、こうした暴力的な行動が理解できない様子だったよ」と、普段の穏やかな性格が、今回の騒動でかき乱された様子を語っています。
さらに、「彼は常にファンに楽しんでもらうことを第一に考えているからこそ、こうしたファンの行為がチームや試合に悪影響を及ぼすことに対して強い怒りを感じていたのかもしれない」と明かし、チームメイトとしての信頼とリスペクトを感じさせるコメントを残しました。
一方、ダルビッシュ選手は試合後に「今日は様々な球種を試し、打者との駆け引きを楽しんだ」
SNS上では、試合中の異常事態を批判する声も多く見られました。「熱いカードだから多少は仕方ないが、物を投げ入れるのは論外」「選手たちの真剣勝負に水を差さないでくれ」という声が上がり、大谷とダルビッシュが戦う場を汚さないようにと願うファンのコメントが続出しました。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YyPAw2-n4yU,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]